塩沢の単衣

仕立て直しをお願いしていた着物が悉皆屋さんから届きました。
袷の着物だったのですが、シボの立った風合いが涼しそうなので、
このたび単衣に生まれ変わらせることにしました。

身丈も裄も祖母の寸法で私には小さかったので、初めて「足し布」を。
写真の右側の淡いベージュが足し布の部分です。
左下の芥子色の布は、不要になった八掛。洗ってもらいましたので、
今後、他の着物に使えるときが来るかもしれません。



さて、どんなコーディネートにしようかな。
久しぶりに着物が届いて、心躍らせています。

このところ、週末の畑や家のことが忙しかったのもあって、
また異様に疲れやすいこともあって、
少し(というか、かなり?)着物から気持ちが離れていましたが、
こうしてきれいにしてもらったコを手にすると、やはりまた着たくなります。

着物で寄席へ

佃島の悉皆屋さん「きもの工房 扇屋」をはじめ、
地元の皆さんが盛り上げておられる、佃寄席に行ってきました。
年2回の佃寄席も今回で第18回だとか。

三遊亭竜楽師匠(サイトはこちら)の「中村仲蔵」を堪能!
歌舞伎好きとして、私にとっても深い思い入れのある噺で、
このブログでも語ったことがありましたっけ。
落語は一人芝居のような要素もあると思うのですが、
師匠の、何人もの人物を瞬時に演じ分けるさまが素晴らしく、
江戸時代の芝居小屋を覗いてきたような気持ちになりました。

竜楽師匠の落語は初めてでしたが、
6カ国語を話す噺家ということで海外公演も多いそうです。
英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語が
ポンポン飛び出し、英語以外で言うと私自身がわかるので面白かったスペイン語は
母国語としている人のように、発音もテンポもイントネーションも巧みでした。
(6カ国語落語は、仲入り前に聴かせてくれました。)
あとは、刑務所や拘置所の慰問にまつわるお話も面白かったです・・・。



仲入りのときに、お弁当とお茶を出していただき、
お楽しみ袋にはこんな素敵なお箸セットが入っていました。
(前回は夫だけがお邪魔したのですが、そのときは紙細工の連獅子でした。)



着物で2時間あまりも正座しているのは、慣れない私にはつらいものでしたが、
足の痺れも、それを通り越した無感覚も忘れるほどに、引き込まれていました。
テレビやDVDで観る落語もいいですし、ポッドキャスティングで聴いたりもしますが
やっぱり「ライブ」が最高です!しかも前の方に座るのがいいですね。




さて、着物。
季節外れではありますが、紬の道行コートを着ていきました。
桜のあとなのに、野暮ったかったかなぁ。
でも、外を歩いているときは、これでも寒いくらいでした。
会場には、透ける素材の塵よけコートを着ている方もいて、
季節感があって、うらやましく思いました。私もいずれは!と思います。



着納めの気分で琉球絣を選び、型染めの帯、帯締めは唐組の桐壺、
写真では見えませんが帯揚げはオフホワイトのものを合わせて。
マーカサイトのハートの帯飾りも、ワンポイントに付けています。

着物で落語、やっぱり楽しいひとときでした。
扇屋さん、ありがとうございました。



* * *
ついでながら、今朝の畑の写真もご紹介。
作業は草取りとアブラムシを見つけてつぶすテデトール(=手で取〜る)のみ。
とってもラクでしたが、少しだけ雨に降られてしまいました。

枝豆の新芽↓元気いっぱい!


長ネギの新芽↓小さいのにいっぱしに長ネギの形!


ジャガイモ↓こちらも丈夫に育ってくれているみたいで何より。


毎週、畑の様子が変わるのも、楽しみのひとつです。

週末は畑仕事

この春から、区民農園の一区画を借りて、母と通っています。
江戸時代中期から続く農家の肥沃な畑で、教わりながらの農作業。
種や苗や肥料や農具などはすべて、その農家さんが用意してくれます。



この数週間で種まきや、苗の植え付けを終えたのは、
キャベツ、じゃが芋(キタアカリ)、里芋(この農家で代々引き継がれてきた種)
ほうれん草、小松菜、ラディッシュ、長ネギ、枝豆、トウモロコシ。
これからトマトや胡瓜や茄子などを植え付けます。

マルチと呼ばれるビニールを貼ったり、寒冷紗というカバーを掛けたり、
それより何より鍬(くわ)を持って耕すことの大変さと楽しさに、
もう夢中になっています!



収穫が楽しみだわぁ。これは↑キャベツ。



日曜日はよく晴れたので、畑のあとに公園で名残のお花見をしてきました。
初めて「くら寿司」に入ってみてテイクアウトをお願いし、
コンビニで「麦とホップ」を買い込んで、お花見ランチです。
「麦とホップ」はわりと美味しいですね。

上の写真のKLEIN(今は無きメーカー><)は私の愛車。11年目のおつきあい。



山に行くときなども使いますが、畑でも手拭いが大活躍!

平成中村座四月大歌舞伎・第2部

隅田公園で雨の日にお花見・・・。



行き先は、またしてもこちら。四月も行ってきましたよ〜!平成中村座。



通し狂言 小笠原騒動(おがさわらそうどう)



席は右一列目の舞台に一番近いところ。夫とふたりで観劇しました。
役者さんがすぐ近くに!息づかいまで伝わってくるようで感激!

「小笠原騒動」は初めて観たのですが、
いろいろな芝居の見どころがモザイク状に寄せ集められたような
お得感のある狂言。お家騒動あり、死者の祟りあり、色悪あり。
白虎の化身に、水を浴びながらの立ち回りに、密書などなど、
歌舞伎らしい、お約束の要素が満載!
気楽に楽しめるエンターテイメント性の高い舞台でした。

雨の予報と、体調(木の芽どき特有のだるさが抜けず・・)を理由に、
着物はあっさり諦めてしまいました。
気候の良い今のうちにたくさん着ておきたいものですが!!

増上寺でお花見

先週末のこと、着物仲間と芝の増上寺でお花見をしてきました。
東京タワーと満開の桜、この組み合わせは初めて見るなぁ。



桜は満開、空は快晴、東京タワーはのびのびと上を向いています。



陽ざしが強すぎるほどでした。日傘があったほうが良かったかな。



azurさん&beniちゃんとも久しぶりにお会いできて、嬉しかったです。



枝垂れ桜も満開でした。



東京プリンスホテルで和食のランチをいただき、
増上寺でお花見をしたあとにザ・プリンス パークタワー東京のラウンジで
お茶をして解散しました。春色のコーヒーカップ&ソーサーが爽やか〜。



この日は久しぶりに誉田屋源兵衛のつかみ染めの御召を着ました。
そして、このところ気に入っているタイシルクの半幅帯。
祖母の箪笥にあった煉瓦色の三分紐と青い帯揚げ、
京都旅行で見つけた京七宝のブローチ帯留といった組み合わせです。



帰ってきてからは室内でお花見。
この桜の切り花、今はすっかり葉桜になっています。

染井吉野の開花

いよいよお花見シーズン到来!
けなげに咲く桜、やっぱり大好きです。



お散歩コースでみてきたかんじだと、
まだ1%くらいしか咲いていないようでした。



一方、河津桜は満開です。





熟年グループを中心に、気の早いお花見の人々で盛り上がっていました。

さようならジュンク堂新宿店

夫が休みだったのでジャクソン・ポロック展()に行こうとしたのですが
私の仕事が時間内に終わらず、駆け足で鑑賞するのも残念なので順延しました。
それで、かわりにジュンク堂書店新宿店へ。
今月いっぱいで店じまいだそうで、残念なことです。

外出には、なるべく着物を!という気分になっているので、
朝から張り切って着ていました。
着物でパソコンの前に座って仕事!というのも、
キリッと気が引き締まって、なかなかいいものでした。



飯田紬に、東三季のタイシルク半幅帯。
縮緬の帯留め(じざいや)に、ハートのマーカサイトの帯飾り。
帯留めと帯飾りはどちらも初おろしです。



おなじみのチョコレート羽織はやっぱり便利。
羽織2枚、カシミア和装コート、道行コート、道中着、雨ゴートを各1枚という
手持ちの羽織ものワードローブの中でもダントツに気に入っています。
(ワードローブという言葉、80年代っぽい気が・・・)



大久保信子さんの七緒の本で紹介されている角出し風結び。
もう少し、お太鼓というか帯山は背中の上の方に、
そして前帯は下がるように、つまり「前下がり後ろ上がり」にしたいのですが。



それにしても(今さらですが)半幅帯って楽しくて気楽でいいですね。

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